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最近読んだ本

あとがき

この記事読み返してみたら, 時制とか文体とかグチャグチャで最悪な感じだったけど, 書き直す気力がない.

最近読んだ本

小説ばっか読んでた. 最近, 読書リストを作ったので, 読もうと思ってた本を少しずつ読み進めていきたい.

オルタード・カーボン

タケシ・コヴァッチシリーズの第一作. 舞台は, 27 世紀. 魂はデジタル化され, スタックと呼ばれる首に埋め込まれたメモリモジュールに記録されるようになった未来. スタックが破壊されない限り, 肉体が寿命を迎えても真の意味での死, R・D(真の死, リアル・デス)を迎えることはなくなっていた. 特殊部隊「エンヴォイ」の元隊員で, 重罪を犯し肉体を没収され魂を「保管」される「保管刑」に処されていた主人タケシは, 莫大な保釈金と代わりとなる肉体(オルタード・カーボン)をタケシに与えられ, 富豪のローレンス・バンクロフトから探偵の依頼を受ける. ローレンスは, 自らの頭部を何者かにスタックもろとも破壊され, 警察は調査の結果, 自殺と結論づけていた. しかし, 富豪である彼は, スタックを一定時間ごとにバックアップをしているため, スタックの破壊による「自殺」は彼にとって意味をなさなかった. タケシは, ローレンスの頭部を破壊した真犯人を見つけ出す依頼を受け, 調査に乗り出す.

ぼくは, SF を読むときに作品のテーマ性が気になる. 攻殻機動隊シリーズで, ゴーストについて主眼を置いた押井版と近未来における社会問題を取り扱った神山版は好きだけど, ARISE はテーマ性を見出だせなくて好きになれなかった. 同様の意味で, SF としての「マトリックス」も結局悪いコンピュータと戦う面白いハリウッド映画って感じだった. こういうことを言うとマッチョで最悪って言われるんだけど.

で, この作品の SF としての一番のテーマは, 「肉体」と「魂」の関係性だと考えた. 前述のとおり, 人間が真の意味での「死」を迎えるには, 肉体の寿命とは無関係にスタックが破壊される必要があった. すなわち, 代替となる肉体さえあれば, 延々と生命を永らえ続けられる. オルタード・カーボンの世界において, 肉体と魂は必ずしも一対一で紐付けられてはいない. 例えば, ローレンスのような富豪は, 自らの肉体のクローンだけでなく他人の肉体(スリーブ)を購入し, 複数の肉体を所有していた.

そのような世界において, 自分が愛しているのは, スリーブの中の人格なのか, スリーブそのものなのか, それともその両方がセットになったものか. それが作品の大きなテーマだと感じた. 誰も聞きたかねーだろうけど, ぼくは, 人間は寿命を迎えて死ぬ 21 世紀の人間なので, 身も心も好きになりますね.

さて, 物語としてオルタード・カーボンだけど, これがまたすげー面白い. 夏への扉みたいにご都合のハッピーエンド一直線でなく, 状況は刻々と変化して, 終始油断ならない緊張感が張り詰めてる. 伏線も綿密で, テーマを成り立たせるため, 物語としての辻褄をあわせるため, 自然で無駄のないストーリーとなっている. 最初のプロローグだけは, 一文がいちいち短くて読みにくいけど, それ以降は読み始めたら止まらない感じだった. あと, アクションの描写も緻密. 主人公は元特殊部隊の隊員なので, めっちゃ戦う. 頭脳戦, 肉弾戦ともにめっちゃ戦う. すげーかっこいいしアツくて最高だった.

そういえば, 首にチップ埋め込むのって何がオリジナルなんだろ. ニューロマンサー

オルタード・カーボン(上)

オルタード・カーボン(上)

オルタード・カーボン(下)

オルタード・カーボン(下)

銀河ヒッチハイクガイドシリーズ

銀河ヒッチハイクガイドシリーズの第 3, 4 作.

「宇宙クリケット大戦争」は, アーサーとフォードの酔っぱらいながら書かれたような噛み合わない会話がたまらなく面白い. いつもどおりデタラメな設定も笑える.

さようなら、いままで魚をありがとう」は, 銀河ヒッチハイクガイドっぽくない. 悪くない. 完全にラブストーリーでハッピー. 銀河ヒッチハイクガイドシリーズファンの賛否が別れる感じだった.

宇宙クリケット大戦争 (河出文庫)

宇宙クリケット大戦争 (河出文庫)

JUnit 実践入門

ぼくは普段 Python ばっか書いてて, JUnit を使う機会はまるでないんだけど, ユニットテストフレームワークの体系的な入門書としては, この本は読んでよかった. 基本的なアサーションとかは, PHPUnit とか FizzBuzz で TDD やったりとかで知ったたんだけど, パラメタライズドテストとかのユニットテスト技法についてとか, TDD と BDD の具体的な概説はとても参考になった. Java をやらない人でも, ユニットテスト入門の一冊目には最適.

一方で, 実践的な TDD とか具体的なテスト技法については, この本だけでは当然足りない. 書籍中でそれらの参考となる図書が推薦されているので, 読んでおきたい.

JUnit実践入門 ~体系的に学ぶユニットテストの技法 (WEB+DB PRESS plus)

JUnit実践入門 ~体系的に学ぶユニットテストの技法 (WEB+DB PRESS plus)

Web を支える技術

mozaic.fm #7 REST で知ったので読んだ. もっと早く読んでおけばよかったと思いつつ, 出版当初にこれを読んで理解できたかと問われると疑わしい. HTTP をはじめとする「Web」を構成する技術の概説として, とてもわかりやすい. mozaic 中で(おそらく)著者が語っていた通り, Atom の章などは, 2014 年現在においては不要にも感じたが, AtomPub に関しては, REST を用いた仕様の一つとして参考になった. REST について学ぶ際の一冊目にいいと思う. 特に, HTTP についての体系的な説明がなければ, REST とかいみわからんので, HTTP を説明してから, REST について説明するという構成はとてもわかりやすかった.

Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB PRESS plus)

Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB PRESS plus)

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